気まぐれダイアリー

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ABSとアセトン…

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ABSの表面がツルツルになるというアセトン処理にチャレンジ!

 

ツルツルというのは研磨ではなく、表面が溶けるという意味…

 

だから、忘れて放置するとスライム状になる危険性もある…

 

用意したのは100均で買ったキャニスターとステンレスの軽量カップ

と純正アセトン…

要するにマニキュアの除光液…

 

キャニスターに少量のアセトンを注ぎ、ABS製ピックが入ったカップを入れて、フタを閉め、Ender 3のホットベッドを利用して、50℃に温める

 

そのまま、約1時間…

 

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手順としてはそんなところだけど…

一つだけ問題が…

この方法だと、床に接する底面はツルツルにならない…

しかし、ピックを立てて印刷してるので、サポートを外さないで、アセトン処理すれば、空白部分は最低限の面あるいはエッジだけで済む…

後で、そこだけペーパーかけてやればオッケーという具合…

とは言え、ベッドから外すときに、サポートが外れることもあるし、既にプリント済みのものを処理する必要がある場合もある…

てなわけで、簡易的サポートを作製!

小さな木片にノコギリで切り込みを入れただけ…

この溝中にピックを立てて使用…

 

寝かせるよりは接する面が小さく、ムラなくキレイに仕上がるけど…

時間を間違えると、軟らかくなり過ぎて変形するし、サポートから剥がすのに一苦労(^_^;)

 

やっぱ、印刷時のサポート付きで、アセトン処理するのが1番だなぁ…

 

ひと通り、処理済ピックを弾いてみた結果、見た目以上に、タッチや感触の向上が期待出来ることが分かったんで、コレからピック製作には欠かせなくなりそうな…

 

 

paアセトンリムーバー rem02

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