フィラメント防湿ケース
DAISOタッパーを利用したフィラメントの防湿ケースを作って比較してみた…
麦茶式vsかける式
1.難易度
かける式の方が簡単!
基本的にベアリング、温湿度計と3Dプリントした部品を組み立てるだけ…
穴開けもPTFEチューブコネクターの1カ所のみ…
2.防湿性能
温湿度計のが異なるが、表示湿度を信用すると、殆ど差はない…
麦茶式は穴の数が多いので、湿度が高めになるかと思っていたが、ワッシャーを挟むことで、しっかりと密閉されているようだ…
特質すべきは独自のTPUフィラメントを使用するPTFEチューブコネクターの優秀さとチューブキャップの密閉性の良いのだろう…
3.操作性
麦茶式の方が柔軟性がある…
6mmのPTFEチューブを使用しているため、動きがスムーズ、フィラメントの出口の場所を変えられる…
フィラメントホルダーの中心に軸を通しているのとベアリングのお陰で、倒した状態でも使用可能…
対して、かける式はフィラメントを2本のシャフトに載せる構造、デザイン的にはカッコ良いが倒しての使用は不可…
4.長所と短所
麦茶式
長所 使用方向に柔軟性がある
密閉性が良い
短所 部品数、穴開け等、作業工程が多い
かける式
長所 PTFEチューブのコネクター1箇所の穴開けを除き、印刷して部品を揃えて、組み立てるだけ…
短所 コネクター部分がイマイチ
タッパー側面の傾斜のため、その
ままでは、フィラメントが傾いてしまう
5.お勧めは…
穴開けの数も少ないし、印刷してベアリングを嵌め込んで終わりってゆーので、かける式の方が簡単なのは明白!
しかしながら、PTFEチューブのコネクター部分に関しては、麦茶式が
優れているので、ハイブリッドとという選択肢もある気がするなぁ…
一方、麦茶式(ベアリング仕様バージョン)は部品数、ネジ穴開け箇所も多い…
電ドリは必須、電ドラもあった方が良い…
普段から工作慣れした人向きかも?
試しに両方作って比べてみるのが面白いかもね?