気まぐれダイアリー

気まぐれ、戯れ、ギター、料理、植物・・・

新しい素材…

レジン液が切れたんで、違うメーカーのモノを試しに購入!

 

クリアグリーン…

 

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今回のものは、アルコール洗浄して、UVライトで仕上げても、ややベタつき感が残る…

 

時間が経てばと思ったが…

やはり他のレジンと比べるとベタつく(^_^;)

 

試しに水研磨すると、サラッとするので、表面だけの問題かも?

だだし、硬度に関しては他のものと比べて、やや劣るかもしれない…

 

 

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印刷精度と素材の違い…

FDM(熱融解積層)式のQIDI TECH 1の印刷最高精度0.1mm、対する光造形式のElegoo Marsは0.05mm…

その差は歴然としているが…

 

方式上の違いで、積層痕の見え方が明らかに違う…

 

FDM方式は…

動き回るノズルから熱溶解した細い糸状の樹脂がが射出され、積層されていく…

どちらかと言えば、大型の印刷物向きで、フィラメントとプリンター本体さえあれば、お手軽に印刷出来るのが、特徴…

 

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光造形方式は…

形状によっては縦方向の積層痕が確認出来るが…

横方向の積層痕は見えないし、積層痕から割れることもない…

繊細な再現性があるんで、小物類に向いている…

だだし、一般的なレジンを使用する場合、アルコール洗浄や仕上げ硬化等、後処理が手間…

レジン液の保管にも紫外線に注意が必要…

 

要するに適材適所…

印刷物の用途、種類によって使い分けるのが良いだろう…

 

 

光造形方式は…

色々試してみた結果…

ピック製作に適した3Dプリントと判明⁈

 

一度に1枚印刷しようが複数枚しようが、印刷時間が変わらない…

 

熱積層式のようにABSのアセトン処理、PLAやポリカの研磨などを行わなくても、ピック使用可能なキレイな仕上がり…

 

ただし、ノーマルレジンだと耐久性に問題あり…

ABSよりも確実に軟らかい…

試しにピックを作ってみたものの…

演奏スタイルにもよるが削れる度合が著しい!

この点さえ、クリア出来れば…

 

てなわけで、色々と調べてみた…

ノーマルレジン以外に、高耐久性のタフレジンが存在するのが判明…

 

早速、購入して試してみた…

色は淡い透明ブルー…

酷い悪臭の最初に買った透明イエロー色のノーマルレジンとは違い、ペパーミント混じりのキャンディーの様な匂い…

 

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印刷の仕上がり具合は…

久々に火焔土器でテスト…

 

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ピックも…

 

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ソーダガラスっぽい見た目…

てなわけで、スライドバー…

 

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極厚ピックもいい感じ…

 

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ピックを試奏してみた結果…

確かにノーマルレジンよりも耐久性はありそうだが…

ABSと同等程度のような感じ…

 

せめて、PLA並みの強度があれば良いんだけどねぇ…

 

他にも歯科用のハードレジンがあるようなので、折を見て試してみよう!