異素材の世界⁈
異素材のヨーダ…
左からPETG,PLA,ABS…
素材、それぞれに特徴有り!
PETGは設定が決まれば、ベッドへの定着も良く、失敗しにくく、仕上りもキレイ!
評判通りPLAよりも弾力性があるけれど、プリント後の加工はPLAと同様に難しいし、サポート材の剥離はPLAよりも大変!単価も高め…
サポートナシで、無加工で良い場合はおススメか?
PLAもヒートベッドナシでも、プリント可能な失敗が少ない素材だけど…
プリント後は硬くなるんで、出来ないわけじゃないけど加工は結構難しい(^_^;)
サポート材を外す時は、ニッパー等の工具は必須(素手で外そうとして、指を切った経験あり)!
3つの素材の中でコスパはサイコーなんだけど…
最後はABS…
現時点ではピック製作に関して、ベストの素材!
プリント後も加工がしやすく、そこそこの柔軟性もあるし…
ピックはギター弾いて擦り減らない
ようじゃ、タッチや弾き心地が良くないと思っているから…
ピック等の小型造形物に関しては、ベッドとノズルの距離を正確に設定してやったり、ベッドスティックノリを塗布して定着しやすくしたり、Meshmixerでサポートを作ったり、プリント速度を遅くしたり、ノズル・ベッドの温度設定を細かく設定すれば、印刷が成功する確率が格段にアップする!
個人的には、人の爪に近い感覚と言われるウルテムを使ってみたいんだけど…
印刷温度が380℃らしいんで、家庭用プリンターの域(QIDI TECH 1でさえ、260℃まで)を大きく超えてる…
ウルテム対応プリンターは最低でも50万以上はするらしい(^_^;)
てなわけで、今はひたすらABS!
コスパはTPEG程、悪くないし、アマゾンのタイムセールで買えば、PLAよりチョイ高くらい…
素材に関しては、用途によってということで…
大型造形物はPLAまたはPETG!
加工が必要な高さ5cmくらいまでの小型造形物にはABSと言ったところかな?
最近、気がついたんだけど、冬はベッド・ノズルの温度を5〜10℃くらい高めにしてやった方が、上手く行く様な気が…